今回はヘッドフォンのリケーブルです。
家で使っているヘッドフォンを18年ぶりに買い替えました。Sonyの7506というヘッドフォンをずっと使っていて何年も前から周期的にそろそろ買い換えようかなとヘッドフォン物色していたのですが7506が特に問題なく使えていて勿体無いなと買い替えには至りませんでした。この7506、流石の日本製今もちゃんと鳴っています。7506は今でも販売されていますが現在販売されている物はもう日本製では無い様です。7506が壊れた訳ではないのですが、今回も買い換えようかな衝動にかられ、色々試聴して値段チェックしていたら以前からこれにしようかなと思っていたDT880Proが2万円台前半になっていたので買い替え決定。
今回検討していた機種の中でDT250ProやK240mk2はケーブルが脱着式で簡単に交換できます。脱着式のモデルの方がいいなぁと物色中に思いつつググっているとDT880のケーブルを脱着式に加工している方々がいたのでDT880を購入して加工する事にしました。
こちらの方は3.5mmのミニジャックで脱着式にしています。
http://www.head-fi.org/t/652514/beyerdynamic-dt880-premium-detachable-mod-d
実際に3.5mmのミニジャックを買ってみるとちょっと貧弱。ミニジャックではなくmini-XLRコネクタを取り付けて居る方もいたのでこれにすることにしました。mini XLRならばAKG用のケーブルも使えます。
http://www.head-fi.org/t/661501/recable-dt770s#post_9492857
早速ラジオセンターの小沼電気でITTキャノン製の3pin mini-XLRを買ってきて取り付けてみるといい感じ。
と思いきやドライバーユニットが干渉してしまいました。web上では直接取り付けている方々が何人も居るようですが、どうしてるんだろう。
しょうがないのでコネクターを収めるパーツをテキトウにモデリングしてプリント。軽くヤスリがけしてあるのが採用品であとはボツになったものです。
取り敢えず完成。
ケーブルが体に干渉しないよう10°程の角度を着けましたがもう少し角度つけた方が良かったようです。下を向くと鎖骨に軽く干渉します。長さもあと5mm位短くても良かったかもです。
作業ついでに内部配線もMogamiのOFC線にかえました。線はmini-XLRのピンの穴に24AWGの線が丁度合う様だったので、mogamiの2534を買ってきてバラしました。オヤイデで200円/1M。左右分かりやすい様に片側を赤にしました。
脱着式にしたのはケーブル長を変えられるようにしたかったからというのが主な理由ですが、ケーブルで音が変わるのかも体感してみたかったので同じぐらいの長さのケーブルを2種類買ってみました。1つはオヤイデで売っているPCOCC-Aを使ったケーブルで長さは1.3M。もう一つはSpreadSoundという北谷にあるお店で売っているmogamiの2944というケーブルを使ったハブ柄のケーブルで長さは1M。実際聴き比べてみると少し音の感じが変わるのは確認できます。が、曲によってこっちの方がいいかなぁ、あっちの方がいいかなぁと言った感じでもうどっちでもいいといったところ。そもそも聴いているのがDark Psychedelicばかりなのでケーブルの差の恩恵は受け難いのかもしれません。ケーブル変えるよりアンプのop-amp変えた方が音の変化をもっと体感出来ると思います。
今回の作業で音が悪くなった印象も無く取り敢えず目的も達成できました。作業自体なかなか面白かったので、左右二本出し等他の方法も試したくなってしまいました。mini-XLRのマウントに使ったパーツはかなり強力なボンドでくっつけたので恐らくもう外すことは出来ません。もう1台買っちゃおうかな…。
【国内正規品】beyerdynamic セミオープン型オーバーヘッドヘッドホン 高級オーディオ向け高インピーダンスモデル シルバー DT 880 E/600
- 発売日: 2009/05/26
- メディア: エレクトロニクス
- 発売日: 2009/07/02
- メディア: エレクトロニクス
