すりこぎダイアリー

世の中すりばち

O2センサーマウント用ボス溶接

Injection Mapをいじくって遊ぶにあたって、闇雲にいじるわけにもいきません。通常は空燃比のデータを元に調整して行く様なので、空燃比計/ロガーを入手しました。今回入手したのは以前ここでも紹介したInnovateのLM-2です。今回は日本の代理店で販売されている物を購入しました。


LM-2本体と付属のO2センサー
f:id:squidapache:20090224234628j:image


O2センサーはBosch社製のWide Bandです。690SMCには標準でNarrow BandのO2センサーが付いているのですが、取り付けのネジの径は12mmで、今回のWide Bandは18mmです。
Wide Band O2センサーをSMCのエキパイに取り付ける方法は二通り。一つは12mmから18mmへの変換アダプターを使用する方法。この場合標準のO2センサーは外しておく事になるのですがLM-2にはNarrow Band O2センサーの出力をエミュレートする機能があり、それを使ってECUにデータを送る事が出来ます。
もうもう一つの方法は単純に18mm用のボスをエキパイに溶接してしまう方法です。今回はいつでも簡単に取り外せるように後者の方にしました。
f:id:squidapache:20090224234819j:image


エキパイへの穴開け加工、ボスの溶接はネットを検索して見つけた桐ケ谷酸素工業所の桐ケ谷さんにお願い致しました。溶接済みのエキパイを受け取って来たのですが、工賃も良心的で仕上がりも満足のいくものです。とても親切な方で今回は本当に助かりました。


これがボスを溶接して頂いたエキパイです。こちらが表側(ヒートガード側)。ヒートガードとのクリアランスもばっちりでした。
f:id:squidapache:20090302194719j:image


こちらが裏側。
f:id:squidapache:20090302194915j:image


これでO2センサーを取り付けることができますが、まだスロットルポジションセンサーや、回転数のデータを取るための配線が残っています。今週末辺りまでにデータロギングが出来るようになれば良いのですが…。



: