すりこぎダイアリー

世の中すりばち

点火系パーツ交換

フューエルポンプを交換して息継ぎの問題は出なくなったものの、今度はたまにストールしたり、エンジンが掛からなくなるという問題が出てきました。

エンジンを掛けようとセルを回し続けるとバッテリーが弱っているのか直ぐにバッテリーがあがり、バッテリーを充電するとエンジンが掛かるようになるという状態でした。バッテリーの電圧が低いからエンジンが掛からない、ストールするというのも考えにくいのですが少なくともバッテリーの電圧が直ぐに下がってしまうのは問題です。エンジン稼働中にオルターネーターからの電圧はちゃんと出ているのでまずはバッテリー交換することにしました。


ユアサのバッテリーは驚く程の値段だった為に今回はAC DelcoのDTZ10Sにしました。
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今回バッテリー充電する度にバッテリーの+側にある保護カバーを外すのがメンドくさかったのでついでにOptimate 4も購入。サルフェーション溶解機能とバッテリー診断機能がついています。バッテリー診断機能は5段階でバッテリーの状態を表示するのですが、交換したユアサのバッテリーを診断してみたところ5段階中4(一番よい状態の一つ下)でした。バッテリーは交換する必要はなかったのかも…。どうやらOptimate 4の方がBALの充電器より弱った(放電状態の)バッテリーをちゃんと充電出来るようです。
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このコネクターの先にワニ口クリップか、バッテリーに接続しておける車輌ケーブルか接続出来ます。
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充電の際はこの車輌ケーブル接続するだけなのでかなり楽です。
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さて、本題のトラブルシューティング、バッテリーを交換してセルは勢い良く回るようになったものの症状は相変わらずです。フューエルポンプを換えたばかりなのでちゃんとガスが噴射されているかインジェクターを外して確認してみましたが霧状のガスが勢い良く噴射されているので問題なし。


もう残るは点火系しか無いので取り敢えずプラグ交換しても同じ症状。色々確認して最終的にプラグコードではないかというところに行き着きました。近所のNapsにプラグコード買いに行ったのですが、ついウオタニのSPIIハイパワーコイルを一緒に買ってきてしまいました…。前からこのパーツ気になってたのですが、単気筒フルトラ用がまさかNapsに在庫で置いてあるとは…。


コイルは加工なしで付きます。
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アンプの方は結構小さいですが、SMCの場合やはり設置する場所に困ります。結局エアボックスの上に両面テープで固定。車種によっては交換後ECUがエラーを吐く様ですが、SMCの場合は装着後にFIエラーは出ませんでした。
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流石に問題は解決しましたが、もう本当にプラグケーブルが悪かったのか、コイルが悪かったのかは今となってはわかりません。ちなみに今回解決するまでに10日以上掛かりました。さて次はどこが壊れるのでしょうか…。


追記:Delcoは丁度1年でダメになり、GS Yuasaが安くなっていたのでこれを買い直しました。