すりこぎダイアリー

世の中すりばち

Shearwater Research Petrel

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Shearwater Researchから新しく発売されたダイビングコンピュータ、 Petrel OC/CC Standaloneモデルです。先日Liquivision Xeoが水没した翌日にXeoが無償交換になるとは思わずオーダーしてしまったものが届きました。

 

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コンストラクションはXeoに比べて大分丈夫そうです。素材はPOM(デルリン?)でしょうか。

 

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操作ボタンは左右に一個づつあります。ナビゲーションは分かりやすく、2つのボタンで快適に操作できます。

 

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バッテリーコンパートメントはXeoの様にバッテリーホルダーは無く、バッテリーを直接入れることが出来ます。Xeoもこの様な作りだったら良かったのに。バッテリーは一般的な単三もしくは LS14500が使え、バッテリーライフは単三で大凡35時間、 LS14500で100時間程だそうです。何処でも手に入る単三電池が使えるというのは嬉しですね。

 

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Xeoとの大きさの比較。Predatorに比べ一回り小さくなったPetrelですが、Xeoと比べると幅があります。Xeoは手の甲にマウント出来るところが気に入っているのですが、Petrelは手の甲にマウントするには大きすぎますね。

 

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IQ700との大きさの比較。

 

Xeo、Petrel共に標準の減圧モデルはZHL-16C+GFです。XeoはオプションでRGBMが、PetrelはオプションでVPM-Bが用意されています。

登録できるガスの数はXeoが10種類なのに対し、Petrelは5種類です。

ファームウエアのアップデートやPCへログのアップロードを行うのにXeoが赤外線通信なのに対しPetrelはMac、PC共にBluetoothで行えるもの嬉しい機能です。

お値段ですが、Xeoは本体単体が$999CAD、本体にPCに接続するインターフェイスとバッテリー(3個)が付属したパッケージが$1,099CADです。Petrelの方は本体価格$950CADでBluetoothの無いPCの為にドングルも付属しています。

Xeo、Petrel共にCCに対応していますがどちらも外部PO2モニタリング用のインターフェイスは付いていません。Petrelの方は近い将来 Fischerタイプのコネクターが付いたモデルが発売されるようです。

Xeo、Petrel共にストップウォッチ付きのゲージモードが用意されています。

 

次回潜水で実際に使用してXeoとPetrelの使い勝手の方を比較してみたいと思います。