ちょっと前に思わぬ臨時収入があったので前から欲しかった水中スクーターを購入しました。選んだのはSubmerge ScootersのViper。バッテリーはLiFeの512 Watt/hours。Submerge Scootersのラインナップの中のLithium Iron系のバッテリーのモデルで一番安いモデルになります。メーカーのサイトによるとクルーズスピードでランタイムは90分、レンジが5.6km程。シングルタンクだと移動して写真撮ってという使い方なら1回のチャージで余裕で2本行けそうです。
モーターの起動はこのトリガーで行います。電子制御で3速に切り替え可能です。
実際の動作はこんな感じ。
多くのこの手のスクーター同様にペラとシュラウドはOceanic Makoと同一の物の様です。羽の角度を9段階に変える事が出来スピードの調整が出来ます。マニュアルには5~9を使うようにとあります。アポロのペラもこのタイプですね。
Viperは777watt/hoursのLiPoバッテリーと512watt/hoursのLiFeバッテリーがあり、これはLiFeの方です。LiFeなので中身はa123systemsのバッテリーなのかな?
Venomというスピードコントローラー。これで3速に変速しています。
Viperは昔ながらのブラッシュドモーター。これもOceanic Makoと同一かMakoの改造品。(調べてみるとMakoとは全く別物でした。詳しくはこちら) 上位モデルのMagnusはハイパワーなブラッシュレスモーターが採用されており、Minnusの方は効率の良いギアードモーターになっています。
逆さに置くと不発弾の様。スクーター自体初めてでしたが1本潜って大体感覚は掴めました。普段潜水中は水平姿勢で膝をL字に折り曲げるのが基本ですが、スクーターの場合膝を伸ばさなくてはいけないので最初戸惑いました。スピードはこれで十分。スペック表ではトップスピードは225ft/m(約時速4km)となっています。2人ダイバーを引っ張って見ましたがさすがに2人牽引は十分なスピードは出ませんでした。1人牽引ぐらいなら大丈夫そうで。バッテリーの方は水面休憩中に一応チャージして、2本潜ってもまだ十分にバッテリー残量はありそうでした。水中では移動しっぱなしという訳ではないので一日2本ならば予備バッテリーは無くても良さそうです。
スクーターを使用すると楽な上に楽しいので良いですが、あまり使いすぎるとフィンワーク忘れちゃいそうです。ただ重さが22kg程あるので場所によっては持って入るのは大変そうですね。大瀬先の外やIOP等に持って入れたら楽しそうですがEN/EXが大変そうです。
中身は単純に電池とモーターという巨大なマブチ水中モーターの割にはいい値段しますが値段に目をつぶれば楽しいおもちゃです。水中での行動範囲は確実に広くなります。
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