先日Beyerdynamics DT880-Proのケーブルを脱着できるようにした訳ですが、
http://www.2ndstaff.com/brands/blossom/8924 ← ココや
http://umbrella-company.jp/contents/sony-mdr-cd900st_mod/ ← ココ
を読んでいるとセパレートケーブルとやらにするとクロストークやらが改善されてなんだか音的に良い事が起こるようなのでセパレートケーブルが使えるように3pinのmini-XLRを4pinに変更してみました。変更ついでにコネクターのハウジングを削ってちょっと短くして体との干渉もちょっと改善しました。
どうせ4線のケーブル使うんだから上記のサイトで説明されているバランス駆動とやらも試してみたいなと思ってググっでいると、9,260円で販売されているDAC付きでバランス駆動のヘッドフォンアンプを発見! http://t-sakai.net/archives/1448
まさに試してみたいけどアンプ高いなぁという今の状況にピッタリの製品です。
ヘッドフォンを接続するコネクタは3pin XLRに変更しました。
Mogamiの2534を使ってセパレートケーブルとバランス用のケーブルを作製。必要なパーツはオヤイデとラジオセンターの小沼電気で購入しました。前回は完成品のケーブルを購入しましたが割と簡単なので最初から自分で作ればよかった…。因みにピンアサイメントはXLR4pinに合わせて
1 = L+
2 = L-
3 = R+
4 = R-
にしました。
3線ケーブルと4線のセパレートケーブルの比較をするには同じ線で3線と4線を比較しないと意味が無いですが、取り敢えずソニーのアンプを使って無改造のDT880(3線)とセパレートケーブルのDT880(4線)で比較してみました。うぉぉスゲ~を期待したのですが、まぁ予想通りというか、期待していたほどの変化は確認出来ませんでした。多少セパレートケーブルの方がメリハリあるかな程度。セパレートケーブルだからなのか、線そのものが違うからなのかいまいちわかりません。そもそも私の耳が悪いのか…。ジャズとかクラッシックとかなら定位とやらが多少良くなっているような気もします。少なくとも好みの方向に変化しているのでこれはこれで良いかもしれません。
で今回のメインはバランス駆動のこちら。Libra+DT880Pro改の音はPHA-1+DT880Pro改/PHA-1+DT880Pro無改造とは明らかに違う音になっています。しかしこれもアンプによる変化が大きいと考えらるのでバランス駆動による恩恵をどの程度受けているのかには疑問が残ります。でもなかなかいい感じ。歌や楽器の音の入った曲ではLibra+DT880Pro改の方が相対的に生々しい感じに聴こえ、PHA-1+DT880Pro無改造の方はあっさり柔らかな感じに聴こえます。信号の分離による定位改善とかの効果の程は音源次第のようで歌謡曲なんかだといまいちよくわかりませんでした。それともやはり耳が悪いのかな…。
Libraのオペアンプはソケット式で簡単に交換できます。家にあったオペアンプに変えてみました。オペアンプ変えると音はかなり変わります。これはお気に入りのLT1468-2。ケーブル変えるよりオペアンプ変えたほうが音の変化が分かりやすいですね。9,260円+ケーブル代でバランス駆動が試せてオペアンプを変えて遊べるのでこれはなかなか良いです。次は残りのオペアンプも変えて好みの音を探って行こうと思います。
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