すりこぎダイアリー

世の中すりばち

LDP: Subsonic Century 40(chop tail) + Seismic Spring Trucks

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Subsonic Century 40買ってみました。

4月にSubsonicで15% offの"stayhome"セールやっていたので給付金も出ると言うことで思わずポチってしまいました。購入したのはLDP(Long Distance Pumping)用のドロップダウン ロングスケートボード、Century 40です。
注文はSubsonicのウエブサイトにあるCustom Board Builderからデッキの硬さ(flex)や色等を指定して注文できます。今回注文したデッキは硬さをFlex2に、デッキの下側にファイバーグラスを追加し、追加加工でchop tailにしました。今回はデッキのみの注文でしたが、トラックやウィール等も同時購入してコンプリートとしての購入も可能です。BennettやRandal、Don't Tripのトラックが用意されています。
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パーツ構成

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今回もLDP(long distance pumping)用のセッティングにしました。LDPで人気のDon't TripのPoppyやSlalocybinsを試してみようかとも思ったのですが、今回はタンスの肥やしになっているトラックを使う事にし、パーツ構成は下記の様になりました。

  • デッキ: Subsonic Century 40 chop tail(flex2)
  • フロントトラック: Seismic スプリングトラック ベース45度 ハンガー130mm
  • リアトラック: Seismic スプリングトラック ベース30度 ハンガー100mm
  • ウィール フロント: Seismic SpeedVent 85mm 79a BlackOps
  • ウィール リア: Seismic SpeedVent 85mm 77a Premium Clear
  • ベアリング: Tekton 7-Ball LITE Built-In Bearings

フロント側

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フロント側のトラックは余っていた45度のSeismic Spring Truckを使用しました。ハンガー幅は130mmです。取り付けには1/2インチのハードライザーを使用しました。ぎりぎりウィールバイトはしないはずですが、念の為デッキ側を少し削ってあります。フロント側のデッキのウェッジは10°のはずなのですが、実測してみると12°だったのでフロントは57°になっています。ウィールは別のボードからSeismic Speedvent 85mm 79aを移植しました。

リア側

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Chop tailにしてもらったので通常リア側のトラックをマウントする部分が切断されています。

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リア側トラックはこの立ち上がりの部分にマウントします。立ち上がりの部分は35°になっており(35°のウエッジ)、35°のベースのRandal RIIを前後ひっくり返してマウント(リバースマウント)すると丁度0°になるようになっています。リア側も余っていた30°のSeismic Spring Truckをリバースマウントして使用しました。トラックが30°なので更に5°ディウエッジさせると0°になりますが、マウントには6mmのフラットなライザーパッドを使用し5°としました。
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リア側のウィールはSeismic Speedvent 85mm 77aにして前後split duroにしました。リア側のハンガー幅は100mmを選択したのですが、85mmのウィールを使用するとベースプレートにウィールが干渉する為、左右それぞれ約3mmのスペーサーを入れ106mmになっています。リア側は踏み込むと軽くウィールバイトしそうだったのでリア側もデッキ側を削ってあります。

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ウィールベースは測ってみると約87.5cmでした。もう一台のRocket Exodusのホイールベースは約90cmです。200g単位でしか測れない体重計しかないので正確な重さは測れませんでしたが、重さはCentury 40の方が全て装着した状態で4.2kgとRocket Exodusの方よりも600gほど重かったです。デッキの幅も前足乗せる辺りが約25cm、後ろ足乗せる辺りが約24cmとRocket Exodusよりやや広めです。

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この設定で10km程走らせてみるとパンプのみで平均速度17.6km/hと期待していたよりよいペースで走れました。コンケーブも硬めのFlexもいい感じです。数日後にCentury 40同様にRocket Exodusの後ろ側のウィールを柔らかめ(77a)にしたsplit duroにしてみたら10kmの平均速度で18.1km/h出たので柔らかめのウィールのおかげかもしれません。デッキの硬さに関して今まではパンプ用のデッキはある程度しなりがあった方が良いと思っていましたが、今はスピードや効率を求めるなら硬くし、楽しさ求めるなら柔らかくした方が良いのかなと思います。デッキの硬さはデッキ中央に乗ったときの下がり具合を目安にしていますが、体重63kgの私が乗って、かなり柔らかいGBomb Cambiarで約3cm、Rocket Exodusで約2.5cm、Gbomb Bamboo and Triaxial Fiberglass Platformが約1.5cmでCentury 40は約1cmでした。

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Garminで記録を取り始めた6月からの各月の平均速度を見ると6月15.74km/h、7月16.0km/h、8月16.88km/hと徐々に良くなっています。こうやって数値化されて見えると嬉しいですね。
次は一旦落ち着いたTTXの方設定、最近以前よりもリア荷重でパンプするようになり、もう少しリア側のリバウンドが欲しくなってきたので再度詰めてみたいと思います。