すりこぎダイアリー

世の中すりばち

Hozan C-700 スポークネジ切り器


24インチホイールを組む為にスポークを探したものの、ちょうどいい長さのスポークが見つかりませんでした。しょうがないので自分でカットする事に。スポークカットするとネジを切らなければいけない訳ですが、そこで活躍するのがこれ、HOZAN スポークネジ切り器 C-700です。今時珍しいMade in Japan。最近は工具ぐらいでしかMade in Japan見ないですね。



まずは万力にセット。



スポークはカットした後、先っちょが駒に引っかかりやすくなる様にヤスリで丸めてやります。今回スポークはDTのChampion(2.0mm)を使用しました。またカットにはステンレス用のケーブルカッター(ホームセンターで3,000円位のやつ)を使用しました。



ネジ切り器にセットし、タッピングスプレーをかけてネジ切り開始。と行きたいところなのですが、C-700の駒は14番/15番兼用。調整が必要だったりするのです。なので最初は調整->ネジ切り->ニップルで確認を納得行くまで繰り返します。



スポークのネジ切りは実際にはネジ切る訳ではなく転造です。ネジ切りが出来たらニップルでちゃんとネジが切れているか確認。



後はカット、セット、ネジきり、確認をひたすら繰り返し。たまに途中で調整し直さなければいけなかったりとなかなか大変な作業です。趣味でやる分には楽しくていいですが、これ商売でやるなら自動化したい作業ですね。

今回の作業にあったってはこちらの方のブログを参考にしました。「Kinoの自転車日記: スポークのネジ切り」 いつも自転車関連で困ってググるとこちらの方のブログが結構な確率でヒットします。作業手順など丁寧に説明されていていつも参考になります。脱帽。