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NTB エクスペディションイーグル: キャブ/架装部間の接続部の防音、断熱対策

NTB エクスペディションイーグルならではの問題

殆どのキャブコンと違い、日本特殊ボティーのエクスペディションイーグルはキャブと架装部が離れています。キャブと架装部間を行き来出来るようにオプションで開口部を付けてもらうことが出来ます。開口部を付けた際にキャブと架装部間の隙間は電車等の接続部にあるような素材で塞いでいるのですが、この素材自体が薄く走行中煩いのです。また断熱性もほぼありません。ということで、接続部の防音、断熱対策してみました。

遮音シートと吸音材で防音、断熱対策

今回使用したのは大建工業の「遮音シート455H」と和気産業の「吸音粗毛フェルト」です。


写真は納車時に付いていた接続部を塞いでいるシートです。写真からもわかるように結構薄いです。これはこれで残して遮音シートを上から貼って、元のシートと遮音シートの間に吸音フェルトを挟むことにしました。


下部にはまず一枚吸音フェルト敷きました。



遮音シートには吸音フェルトをキャブと架装部間の隙間の幅に合わせて中央部のみ接着し、最終的に写真のようにコの字になるようにしました。
そもそもフレームがねじれる事によって悪路走破性を上げるためにキャブと架装部を切り離しているらしいですが、わたし的には眉唾ものです。まぁ多少はねじれるかもしれないと、少し撓みが出来る長さで遮音シートを貼りました。


最後に化粧板を戻して完了です。遮音シート自体3mm程の厚みがあるので化粧板は長さを調整しました。

効果はありました。

効果の方はなかなかで、接続部から入ってくるノイズは大幅に低減したように思います。吸音フェルトも貼ってあるので断熱性も上がっていると思います。
一点心配なのはここに水が溜まったりしないだろうかというところですが、様子を見てみようと思います。あともう一点、遮音シートがロールでしか販売されていないので、大量に余るのがネックですね。