iPhoneのGPSを使って自分の位置のログを取るGPSロガーを幾つか試してみました。利用方法としてはジョギングやサイクリングなどでの行動の履歴や、平均移動速度などを記録するのに使えます。
今回試したのは"MotionX GPS"(350円)、"GPS-Trk"(1,200円)、そして"Runmeter"(600円)です。(Runmeter, cyclemeter, walkmeterの中身は同じ?)
機能の違い等はアプストアで見てもらうとして、まずはGPS精度。最近良く調布に行く機会があるので今回は調布でスケートボードに乗って実験してみました。ビルも少ないので実験には好都合です。まぁ結果はハードが同じなのでどれも似たり寄ったりです。記録されたパスはどれも実際の道からはみ出てます。下のスクリーンショットだけだとMortionXが割とまともに見えますが、たまたまです。
次に設定画面。
MortionXはMapのcachingが出来ますが、google mapはcache出来ません。
次にログ記録用の画面
Runmeterで素敵なのがこのグラフ。ランニングや自転車のトレーニングには最適。LDPのトレーニングにも。
ハンドヘルドのGPSデバイスと比べてどうなのだろうとバイク用のナビ、Garmin Zumoと比べてみました。水色の線がGarmin、青色の線がRunmeterで記録したものです。やはりGarminの方がちゃんとトラック出来ている様子。高速の下はGarmin結構ずれてます。高速の下だけRunmeterの方が実際に走ったパスに近いのはサンプリングのインターバルが長いからかな?
まだ2,3日しか試してないですが、MortionXは色々機能があって面白いです。平均速度や最高速度なんかも表示されるので車に載せて遊ぶのもいいかも。350円ですし、星4つぐらいあげてもいいと思います。但し、すぐに飽きる可能性大。
GPS-Trkは1,200円もするのに、他の2つより秀た部分が見つかりません。補正が優れているわけでもなく、機能満載な訳でもなく。どちらかというと"開発中"な感じです。Appストアで星4つ付いていたのでつられて購入してみたのですが、星2つ位が妥当ではないでしょうか。既に購入してしまっているので今後のアップデートに期待します。
Runmeterの方は目的がはっきりしていて良いです。ランニングやサイクリングでちょっと記録が取りたい程度なら使えるのではないでしょうか。移動速度のグラフがあるのも+です。
しかし調布、自転車無法地帯です。歩道走行、車道逆走あたりまえ。一時停止無視なんのその…。まぁ都内でも自転車のおばちゃんは交通ルール気にしちゃいない様ですが、ここはちょっと酷すぎる気が…。